岩茸石山

ひとつの命が終わり
その上にまたひとつの命が宿る。

さまざまな連鎖でつながる自然の中で、
生命力と安らぎを横目に、

誰かが言ってた輪廻の話を思い出す。

しばらくすると
そんなことも頭からすっかり消えていた。

何を考えていたのか、自分でもわからなくなる。
何も考えていないわけでもなく、
何を考えていたかを思い出せない。

そんなことがしばしば・・・
でも、それが何だか心地よかったりする。

無心になるとは少し違う、、、
喪心とでも表現するべきか。

言葉で書くとなんだか病気みたいだが、
その時間が逆に自我を育んでいくような大切なことに思う。

岩茸石山 792m

棒ノ嶺

足元を流れていく枯れ葉が、
ふと、目を離した隙に見えなくなった。

流れていく時間と傾いていく影に包まれて
しっとりと湿った風が、さらりと吹き抜けていく
まるで、心を置き去りにしてくように・・・

浮生夢の如し 。

棒ノ嶺 969m

忘却

大きな荷物を担いでくれたあなたは憶えているのに、
スーパーで買った2ℓペット持ってくれたあなたは忘れてしまった。
そんな事に気付くと、何だか自分に嫌気が差す。