やるべきことの輪郭を浮かびあがらせる

やるべきことの輪郭を浮かびあがらせる「小さな会社の売上を倍増させる 最速PDCA日報」

経営で重要なのは、どれだけ自分を見つめられるか!

日々の業務のなかで、忙しい人ほどやらなければならないことに追われ、目の前のことに忙殺されてしまうのも現実。しかし、目先の売上だけに振り回されていては、会社の未来は危ういものになってしまいます。会社を経営する人、上層部に向けた「日報」の重要性を説きながら、きちんと振り返りの機会を持ちPDCAを回していくことの必要性を感じさせてくれる一冊です。「小さな会社の売上を倍増させる 最速PDCA日報、日経BP社、中司祉岐 著

 

こんな人におすすめ!

  • 経営者になりたいと思っている方
  • 日々の業務に追われてしまっている方
  • やるべきことやっているはずなのに成果が見られないと感じている方
  • 自分のやりたいことを明確にしていきたい方



今すべきことと後にまわすべきこと

誰しもが努力を重ね、売り上げを上げるために必死になっている中で、今すべきことと後回しにして良いことの判断がきちんとできているだろうか?あれもこれもやらなければならないのは百も承知で、その優先順位をきちんと目に見える形で記しながら進めていく冷静さも必要なことだと実感させられます。

自分のやりたいことを実現して売上を倍増できる世界へと「住む世界」を変えていく

ゼロイチではなく、イチ+@の仕組みづくり

マーケティングを考えるうえで、自社の商品を買ったことがないユーザーにいかにして認知させ購買意欲を掻き立てるか?ということを考えがちですが、費用対効果を考えると、優良企業ほど既にユーザーである顧客をいかにヘビーユーザーにしていくかに頭を回します。潜在顧客の数を考えればもちろん、数ではゼロをイチにする方が大きな市場ですが、イチを+@にしていく仕組みづくりができれば、おのずとゼロイチにも反響が生まれてくるものです。

単なるユーザーをいかにライトユーザー、ファンユーザーにもっていくかが、企業経営の最も重要なところ

まとめ

目標を明確にし期限を決める

不確定要素の多い中で、売上や数値で測れない職種が多く明確な目標値というものを設定するのが難しいと感じている方も多いと思います。私もそう思って数値目標やら期限やらを嫌っていましたが、第三者的に考えればそれは単にノルマや評価などからなんとなく逃げているだけではないのか?と考えるようになりました。数値で測りにくいから振り返りや達成率など記録する必要はないだろう…なんてのは虫が良すぎる話でやろうとしないだけでただの怠慢でもあるなと…。数値にしにくくもどうしたら測れるのか?を考えることは必要で、それはやるべきことだと強く感じます。

人はやったこと、その時に思ったことをすぐに忘れがちです。
何かを思い立ったら、具体的にその内容を紙に書き出し、達成の期限を決め、定期的に振り返りながら目標や目的との差を認識した上で軌道修正し、進捗を管理する習慣をつけない限り、すぐに頓挫してしまう。

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