圧倒的なエネルギーを注いでやる

圧倒的なエネルギーを注いでやる「人生の勝算」

何かと話題になっている前田裕二さんだったので、読ませていただきました。見た目のスタイリッシュさの印象と違和感なく、考え方がとても整理されていて参考になる視点が数多くあります。「Why?」というひとつの疑問を、おそらく誰よりも真剣に考える方なんじゃないかなぁと感じました。『人生の勝算、幻冬舎、前田裕二 著』

 

こんな人におすすめ!

  • 頑張っているのに評価されないと思っている方
  • 目標がうまく決められない方
  • 努力が嫌いと感じる方



当たり前のことに努力する

当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る。
それがビジネスで成功するために必要なこと。

頑張っているとかいうレベルではない

この“圧倒的”というキーワードに強い意志が込められていますが、おそらく並大抵の努力ではなく、まさに圧倒的なエネルギーを出せるかどうか。それが成功するかしないかの「鍵」と言えるでしょう。考えてみれば当然で、他の誰よりも真剣に考えている人こそが、その答えを見つけるべきであり、なんとなくの努力で解決できることなんて、たかが知れていますよね。

人生においてのコンパスを持つ

生きる上で、何をプライオリティ(優先)とするのか…。仕事・家族・趣味、ひとそれぞれの価値観は多様です。もちろん複雑な要素が絡み合って私たちは生活をしていますが、軸となる優先項目を自分が理解しておかないと、その時その時で判断に迷い、結局向かっている先が見えなくなってしまいがちになる。

何を大切にするのか決めている人」は、その点でかなり強いと言えるでしょう。ブレない姿勢は、そこに明確な判断基準となるコンパスがあるからで、何をすべきか、何を選ぶべきか、つまり何をしないか、何を捨てるかに無駄な時間を費やすことがなくなります。

自己分析の目的は、人生のコンパスを持つことだと思っています。
実りある人生を生きる上で、コンパス、つまり自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は、必要不可欠です。

まとめ

かつての上司が前田さんと同じようなことをいつも言っていたのをふと思い出しました。

他の誰よりも本気になっているか

「誰よりも一生懸命に働きますので、僕に負けないように皆さんも働いてください。」この言葉の重みは、本当に上司がそれを実行している人だったからこそ、この人には勝てないなぁと思いました。今思えば、その上司ほどの圧倒的なエネルギーを持っておらず、端から自分には勝つ覚悟ができていなかったんだと思います。そう思うと、自分なんてまだまだ…と痛感させられます。

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