昨今、コロナの影響により「リモート勤務」を実施する企業も多くなりました。
多くの企業で「従業員の働き方」が多様化され働きやすくなる反面、問題点なども多く浮かび上がってきているのではないでしょうか。
リモートの社員がきちんと仕事をしているのか判断ができない。作業が数値で測れないので評価がしづらい。面と向かって打ち合わせができないので依頼が伝わりにくい。かといっていちいち電話していたら効率が悪い。上司側からはこんな声をよく聞きますが、一般職としては、やっていることがどう評価されているのかわからない。簡単な説明で作業依頼が来るので、不明点が多い。かといって質問しにくい・・・。などなど・・・。
リモートという新しい働き方は働く人の可能性を広げてくれることは間違いないけれど、デメリットとして人と人の距離が広がってしまうのも否めないなぁと感じます。職種や会社の風土にもよりますが、すべての企業がリモートの方が絶対的に成果が出るよね!とは言いにくく、不向きな人や企業が存在することも理解しておく必要があるよな~と思います。
そんな中、今一度組織の中で働く社員して“評価されるにはどうしたらいい?”、”どのような考え方が成功しやすい?”など改めて考えてみると良いかもしれません。『組織の中で成功する人の考え方(きこ書房、アラン・ダウンズ)』
こんな人におすすめ!
- 一生懸命働いているのに評価されない方
- 忙しくてやりたいことが出来ない方
- 自分の能力に自信が持てない方
何でも屋になるよりもエキスパートを目指せ。
とにかく自分の弱点をきちんと知る。
貴重な時間とエネルギーは長所のために使うべきだ。
あれもこれもそれとなくこなしてしまう人は重宝されやすいのは間違いないけれど・・・。何でも屋は何人も必要ないのも事実。それよりも「〇〇と言えば△△さんだよね。」という、他の誰にも負けない分野を持つことが重要だと思います。すべての科目で平均点を取る人材よりも、何かの科目でずば抜けていた方が印象も残りやすいし、頼りにされる傾向にありますよね。
苦手な作業を克服しようと頑張るよりも得意なことを極めるほうが、会社のためにも自分のスキルのためにも良い結果をもたらす可能性が大きい。
仕事は自分で作り出せ。
もちろん立場や環境にもよりますが、常に仕事の割り振りを待つような社員にはなってはいけません。自らやるべきことを探せる人。気付ける人こそ頼りにされるもの。更に自ら動くことで達成感も生まれやすく、やりがいを感じやすくなることでしょう。ですので、待ちの姿勢ではなく主体性をもって行動することが何よりも大切だと言えるでしょう。
成功する人は自分の仕事を自分で作り出す。
自分がもっとも得意とすることで組織に貢献する。
個人の才能によって仕事内容が広がり、変化していく。
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組織の中で成功する人の考え方
アラン・ダウンズ/山田聡子 きこ書房 2002年08月
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